キャンプ用薪ストーブを家の中で使ってみた

こんにちは。

かなり暖かくなってきて、そろそろ春の雰囲気ですね。

だいぶ暖かくなり、そろそろ薪ストーブの季節も終わりかな?と思います。

今シーズンはMt.SUMIの薪ストーブAURAを自宅の室内に設置して1シーズン使用してみましたので。実験結果を報告したいと思います。

あくまでも「実験」なので、設置は自己責任で。。。

どうやって設置する?

薪ストーブを設置する場合に一番問題になってくるのは「煙突」です。

煙突をどのように設置するか?どこに設置するか?

この問題が一番の悩みになるのではないかなと思います。

私たちは、窓枠を利用して煙突を設置することにしました。

ウチは土間の収納スペースに3枚の窓がありますのでその1枚を塞いで、そこに煙突を通して薪ストーブを設置するという作戦にしました。

ホームセンターで販売しているOSBボードなどの合板がほぼそのまま窓枠のサイズにピッタリはまります。高さは少し足りないので継ぎ足しをしています。

窓枠にピッタリと収まってくれます。

これで冬だけは薪ストーブ仕様の窓になり、夏になったら今まで通りの窓として使用することが可能です。

薪ストーブって素敵だけど、結局冬の間しか使わないし、夏の間はオブジェのようになって部屋が狭くなってしまうので時期に応じて取り外しが可能というのは非常に便利です。

壁を作って、煙突を通す

壁を作成したら、あとは煙突を通すための穴をあけるのみ。

穴の開け方は、お持ちの工具次第でいろいろとあると思いますが、、、

我が家の場合は適当な工具がジグソーしかありませんでしたので、穴をあける位置をマークしてジグソーを使ってなんとか丸い穴をあけてみました。

壁に穴を開けたら、あとは煙突を通すのみ。

壁と接する煙突には「耐熱バンテージ」を巻いて、断熱をさせています。※耐熱バンテージというのは元々はバイクのマフラーなどに使うものです。


通常、薪ストーブの煙突を通す場合には「メガネ石」というものを設置して、火事にならないよう断熱処理をするのですが、今回はあくまでも「仮設」であり「実験」ということでこのような対応にしてみました。

この対応で1シーズン焦げることもなく、火事にもなりませんでしたが絶対に安全という方法ではないので。。。

室内側はこんな感じ。

外から見るとこんな感じ。

横から見たら、こんな感じ。

防犯対策はどうする?

窓枠にそんな板を設置しちゃったら、鍵がしっかり掛けれないじゃないか!

外出する時などはどうするんだ!!

と心配される方がいるかもしれません(いないかもしれないけど、、)

このように煙突を外してあげれば、壁を付けたままでも完全に窓を締めることができるので安心です。

1シーズン使ってみて

「実験」としてはおおむね成功という評価かなと思います。

手軽に、そして安価に家で薪ストーブが楽しめるのは嬉しです。

良かった点まとめ

①安価で設置が可能。

 かかった費用はOSBボード2枚(約2000円)と耐熱バンテージ(約1000円)のみ。

 薪ストーブは煙突込みで約60000円でした。

 ウチの場合は床が土間でしたので、設置がラクでしたがフローリングなどは床の耐熱加工も考えないといけませんね。

②取り外しが可能。

 冬は薪ストーブを楽しんで、夏になったら片づけることができる。

③防犯面も大きな問題なし。

 煙突を外せば、施錠をすることができ外出時なども安心。

今後の課題まとめ

①風が強い時は使えない

 煙突が屋根より上に出ていないことで、風が強い時には煙突から風が逆流してしまい 煙が出てしまう。天気予報の数値などを見ている感じだと風速4~5mの風が吹いてしまうと逆流が発生。

 快適に使用できるのは風速3mまで。使用は風が穏やかな日に限定されること。

②すきま風が寒い

 課題①と連動する問題だが、やはり風が強い時は薪ストーブが使えず かつ 風が強いのでどうしても煙突の穴や窓枠の若干の隙間から風が吹き込んで寒い。

③煙突の火災対策

 1シーズン使用した感じでは特に問題はなかったが、やはり「火」を使用するため煙突の耐熱加工は念には念を入れ、最善の対策が必要かと思います。

 今年は耐熱バンテージをしっかり巻くことで対応したが、さらにより方法を考える必要がありますね。

 今年は煙突側だけに耐熱処理をしましたが、来年は壁のほうにも何かいい方法で耐熱加工をして更に万全の体制にしたいと思います。

今シーズンは薪ストーブを利用して煮込み料理を作ったり、ピザを焼いたりたくさん楽しませてもらいました。やっぱり薪ストーブがあると冬は楽しいですね。

1シーズンかなりの回数 火を入れて使用しましたが薪ストーブ自体はそれほど変形もなくまだまだ来年以降も使えそうです。

引き続き来年以降も実験をしていきたいと思います。

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